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2012年12月20日 PM 03:35

お客様からの声

宮城県石巻市 H・O様

宮城県石巻市 H・O様実家の仏壇が今回の大震災で倒壊し破損してしまいました。
実家のある雄勝町の100軒ある部落は、94件が壊滅し流出してしまいました。
ホームページを見て桜梅桃李ならばとお電話さし上げました。
当時は運送業社も稼働していない中でしたので、島さんも始めは納品が難しいとの答えでした。
一旦電話を切り、私も忙しく動いていましたら2時間後に島さんから電話をいただきました。
「先ほどは大変失礼いたしました!
本当に困っているのに・・・私自身ががお届けすべきではないか!
そのように反省しお電話したしました」との内容でした。
「この人に任せよう・・」私は判断し、「それではお願いいたします」と即決しました。
仏壇のサイズの変更や仏具の件など様々に要望を聞いてくれましたので、
本当に納得のできる良い仏壇を実家に届けていただきました。
茨城県から約400km、時間にして6時間30分だったそうです。
当日は同行する予定でしたが急用が入りましたので島さんと従業員の方の2人で行っていただきました。
きちんと先々でお電話での確認もしていただきましたので、安心して任せられました。

今回の大震災の件:店長島

店長島
今回の大震災

この度は当初大変失礼な対応をしてしまい、お電話を切ってからの約2時間は非常に悩みました
自分自身が創価学会専門の仏壇を販売しているにもかかわらず、心ない判断をしてしまったからでした。
その後、すぐに妻と同行して頂いた方に確認してすぐに折り返しお仏壇の受注をいたしました。
メーカーとも連携し仏壇のサイズの変更をお願いし、発注最速で製作に尽力していただきました。

東北道をひた走り仙台南インターから仙台南部道路に入ってから道路の段差、
そして若林JCTを左折してからは海側の景色が一変し、津波の被害でしょう、
田んぼに車が突きささり、それがあちこちにあるのです。
三陸道に入り河北インターで降りると見たこともない
大規模な自衛隊の野営地があり、そして北上川を海の方面に、道ではなくなってしまった鉄板道路も
ひた走り坂を下りて雄勝町に入りました。その惨状に接し私は声を失いました。
ここにお仏壇を届けている事自体が奇跡としか、思う事ができませんでした

ご実家ではみなさんが無言で粛々と作業をしておりました仏壇をセットし、
確認いただいた後「お茶がいいですか?コーヒーにしますか?」
との声にコーヒーをお願いしました。コーヒーは紙コップに入ってでてきました。
そして、やっと通常の会話になった一言が「このお水は配給のお水なんです」と・・
私は、そんな貴重なお水を飲むに飲めない、そんな気持ちでいっぱいになりました。
その後、大津波の時に町の総合病院の4階屋上に避難した方はすべて持っていかれた
お話し、目の前の深い海が大津波の引き際には海底がしっかりと見えた事、
ご実家と同じ高さの神社に30人ぐらいずつ避難民が終結した事、
2日間ほど水が引かず凍えて亡くなる方もいたそうです。
お届けに2~3日前には北海道でこの病院で勤務していた方が見つかったそうです。
私たちは、同じ日本人として今何が出来るのでしょうか?

安全を期すために、私たちは福島県のあるホテルに一泊しました。
早朝、ホテルの駐車場が賑やかでしたので耳を澄ませていると、南相馬町から避難してきた方々でした。
「この世から悲惨の2字を無くしたい!」とは戸田先生の叫びでした
世界平和と言っても目の前のこの難関に一人一人が深くとらえ
出来る事をしっかりと行う事ではないかと命に刻む勉強をさせていただきました。