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2013年6月17日 AM 09:01

情熱店長ブログ

名字の言6月17日掲載分聖教新聞社より引用

そばどころ・山形で〝幻の天保そば〟の食べ頃を迎えた。江戸時代後期の「天保の大飢饉」を生き延びた先人が備蓄した、そばの種が原材料だ▼15年前、福島県・大熊町の旧家の天井裏で、そばの種が詰まった俵が見つかった。俵は三重にされ、俵と俵の間に木灰が詰まっていた。材質などから天保年間のものと認定されたが、腐食がひどく、研究機関は発芽不能と判断。山形の製粉会社が譲り受けた▼害獣や湿気から種を守り抜こうとした工夫の跡が、そば職人たちの心に火を付けた。試行錯誤の末、160年の時を経て発芽に成功。900粒の種が収穫された。他品種との交配を避けるため、日本海に浮かぶ飛島の畑で種子を採取し山形市で栽培されて今に至る▼大熊町では、原発事故の影響で今なお全町民が避難生活を強いられている。「幻の山形天保そば保存会」は、昨年に続いて今年も避難先を訪ね、手打ちそばを振る舞った。郷土の先人と職人の「不屈の心」が息づく味は、希望の笑顔を育んだに違いない▼大飢饉の飢えの苦しみの中、先人は二度と同じ思いはさせまいと、なけなしのそばの種を子孫に残した。我らの「立正安国」の対話運動も、地域の未来を思えばこそ。実りの時を確信し、堂々と語り抜きたい。(朱)

昨日は父の日でしたので、久しぶりに実家の父に会いに行きました。今日の名字の言で”幻の天保そば”の話がありました。歴史とはその時縁した人々がどのような生き様を刻んだのか?どのような思いでいたのかを記憶したものです。父と私の二人でその時間がめぐってきました。父からは1時間以上にわたり島家のルーツの話がありました。明治時代に父の曽祖父が起こした事業が大成功一時は200人も雇用、その後二代目で潰し、三代目の時代には全ての田畑は他人の手に渡り、食うや食わず菜っ葉を食べながら働きに働き、田畑を少しずつ買い戻したという壮絶な人生を歩んできた話、その後の父を含めた兄妹8人の人生は実に大聖人がおおせの「真言亡国」の宿業と宿命の現実にほかなりませんでした。その中で父一人がはじめ創価学会に入会し人間革命の人生を真摯に生き抜き一家和楽の信心と共に実弟も折伏し入会に導きました。その後も親類縁者に信心の話を機会を作り続けています。「幸弘、人生の勝負はこれからだ70代では死の経験を積むことになるだろう、だから今はしっかりとお題目をあげて、先生のご指導を実践するしかない、そして80代でなければわからないことがある。人生は信心しかない」と大切なことを話してくれました。「父の日」それは男の人生の原点を確認する時なのではないかと思う(島)