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2013年12月 3日 AM 10:50

お客様からのご質問

創価学会仏壇old272の塗装の補修に関して質問がありました

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仏壇修理は、仏壇の構成されている外観と可動部分である電動機並びに自動扉の二つに分かれます
今回は外観部分です
このお仏壇は合成材が使用されていますので、扉表面は印刷されたシートを張り付け塗装した構造になっています
従いまして本来同じシート材を用意して再生することになりますがこちらのシート材は仏壇製造メーカーが製造時にオーダーしたものになりますので、当店では入手は困難となります。ですので同じ状態に再生することはできない結果となります。
その前提があるのでわたくしとして補修という言葉を選んでおります。
 
今回仏壇old272の補修については、
はがれ付近のシート材を切り取り、切り取ったシート材部分に接着を行いはがれが広がらないように止める作業をいたします。
次にはがした材質に合わせて、紙やすりでシート材付着の接着剤をはがし、下地を作ります。塗装が乗りやすくなるための塗料を塗り、乾かしたうえで、シート材に近い色合いで塗装を重ね塗りしていくことになりますので手間がかかります。
同じような色合いで製作する場合は元のシート色に近い状態にする必要性がありますので、塗装技術も問われてまいります。
また、その状態を表現することが難しい場合は周辺を色合いを濃くしてワンポイントアクセントになるような色合いのデザインを考え塗装する場合もございます。
どちらにしても、塗装面の材質により塗装方法も変わってまいります。
このような手間を考え材料費用とともに補修費用が捻出されてまいります。
 
補修費はいくらかかるのか?
 
◎費用は3万円~4万円位を想定しております。
また、補修期限は補修開始より通常2週間以上かかっております。
 
old272について、なるべく低価格で、比較的きれいな家具調仏壇が欲しいとのご要望をもとに
機械部分のメンテナンス、クリーニングを行い、現状で商品化することで、ご要望いただいている
お客様にかなりお待たせしておりますのでスピーディーの商品化したものです。ただしそのうえで
はがれを補修した状態で購入したいとのことがあるケースも想定し、補修希望の方は
別途ご相談との内容を記載させていただきました。