中古仏壇の屋根のお掃除(クリーニング)になります。今回は仏壇のお掃除と信心は関係があるという事を少しお伝えできたらと思い、このブログを作成してみました。
仏壇は購入した際には、当然ですがとてもきれいな状態です。しかし、永年設置した状態で屋内においてありますと、どうしてもほこりや自宅特有の換気の流れで発生したお料理などからの油分も自然に仏壇に付着してしまいます。上段に表示している仏壇の屋根部分は、先ほど一回ぬるいお湯につけたタオルをしっかりと絞ったものでふき取り、その後撮影したものです。写真では結構艶があるように見えていますが、実際目視で見ますと艶消しの状態になっています。こちらに仏壇専用のワックスで汚れた埃と油分を取り去り、そして乾いたタオルでふき取りますと下段の様に艶も出てとてもきれいな状態に蘇生していきます。最後にもう一度乾いたタオルで磨きを入れると最高にきれいな状態に蘇生していきます。お掃除は面倒くさい作業ですが、きれいになる!と言う達成感がありますので、この際頑張ってみる事をお勧めいたします。
お掃除の目的はきれいにすることではなくきれいにすることは目標という事になります
それでは何が目的か?
仏壇のしっかりとしたお掃除、特にワックスまでかけると言う作業は大掃除でもなかなか行わない事ですが、普段の自分自身がご本尊様に向かう姿勢が掃除することにより、間違いなく新鮮で純粋な心となり、祈る姿勢を根本から変革することは間違いありません。ご本尊様をきれいな仏壇にご安置していくと言う、身口意の三業により、自分自身の信心の姿勢、心ねがご本尊様を大切にして行こうと言う心、行動がわが身の心ねを決定します。その上で真剣な広布のための誓願の祈り、各人の幸福をしっかりと祈り、ご本尊、お題目根本のためにご自宅の本門戒壇をきれいにして行く事はとても重要なことであると私は常々思っています。ご参考になればさいわいです。