あの“大阪の戦い”で共に汗を流し、苦楽を分かち合った同志たちである。
「久しぶりです!」彼は足早に歩み寄って、握手を交わした。
当時、青年部の室長であった伸一が、泉大津市で活動の指揮を執った折、一緒に食事をしながら懇談した、二十数人の人たちであった。その日は皆、大奮闘し、指導会が 終 了した時には、誰もが空腹を覚えていた。そこで伸一は、会場の別室で、皆と食事をしながら、懇談することにした。彼は、一人ひとりと言葉を交わし、生涯、不退の信心に励むよう訴えていった。この時の「頑張りまっせ!」との誓いを、皆、忘れなかった。誓いは幸福への種子となる。
「師と共に誓った青春のあの日、生涯忘れまじ」(絵・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)