「もう、ほかには、お会いしていない人はいないね。いたら必ず言うんだよ。せっかく来てくださったのに、申し訳ないもの。事故を起こさないための備えは万全でなければならないが、威圧的、権威的で冷たい対応になってはいけないよ。人間性を否定する宗教の権威主義、権力主義と戦ってきたのが、創価学会なんだから。知恵を絞り、来た方に喜んでもらえる対応をしていくんです」十一日夜の勤行会でも、伸一は、徹して皆を励まし抜いた。また、懇談や個人指導にも余念がなかった。“もうこれで、この地には来られないかもしれない”との思いで、激励に次ぐ激励を重ねた。すると、不思議なことに疲れは消え、力が湧いてくるのである。
「暖かいところ、明るいところ元気が出るところに人は喜び集うものなのですね」
(写真・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)