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2016年5月22日 AM 05:58

情熱店長ブログ

〈名字の言〉 2016年5月22日を読んだ感想 島 幸弘

 漆器に施した金箔の輝きが、気品にあふれるのはなぜか。その訳を漆塗り職人の友に教わった。「あれは『白檀塗り』という技法で、金の上に、もう一度、漆を薄く塗るんです」▼仕上がった時の表面は黒い。それが3年、5年とたつうち、漆が透けて、下の金箔が、単なる華やかな輝き以上の、奥深い光沢を放つという。本来、金は光ろうとし、漆は輝きを抑えようとする。「金そのものだけでは出せない、いわば、漆があってこその『金色』ともいえるでしょう」▼実家のある九州に避難していたが、この夏、復興住宅への引っ越しが決まり、5年ぶりに福島に戻る婦人がいる。生まれ育った九州の故郷を愛しつつも、40年以上、同志と学会活動に励んだ福島を、愛情を込めて“信心の本籍地”と呼ぶ▼避難当初、本部幹部会の中継行事で東北の歌「青葉の誓い」が流れた。唱和できたのが会場で自分一人だった時、福島から遠く離れたことが実感され、涙した。だが、励ましを惜しまない九州の友のおかげで、試練を乗り越えた。この「5年」が、信心を一段と磨いてくれたと、婦人は感謝する▼漆に覆われることで、漆器の金色が映える。苦難に覆われ、それを破ろうとする挑戦があってこそ磨かれるのは、人間の器量も同じである。(白)(聖教新聞より転載)

「人生を生き抜く事で、現世でも過去・現在・未来世を体験できる。過去どんなことがあろうと現当二世の信心で新しい自分自身の人生が、過去の悲惨を乗り越え現当二世として輝く事が必ずできるのがこの信心、まさに漆と金の譬えのように・・