「東洋広布の歌」に続いて、インド訪問団の壮途を祝して、インド国歌「ジャナ・ガナ・マナ」(インドの朝)が合唱団によって披露された。
この歌は、詩聖タゴールが作詞・作曲し、イギリスによる植民地支配の闇を破り、独立の新しい朝を迎えた、インドの不屈なる魂の勝利を歌ったものだ。独立後の一九五〇年(昭和二十五年)に、インド共和国の国歌として採用されている。
合唱が始まった。荘重な歌であった。
〽きみこそ
インドの運命担う
心の支配者。
きみの名は
眠れる国の
心をめざます。
ヒマラヤの
山にこだまし
ガンジス川は歌う。
きみのさち祝い
きみをたたえて歌う
救えよ わが国。
(中略)
きみに 勝利、
勝利、勝利、勝利、
勝利、きみに。 (高田三九三訳詞)
山本伸一は言った。
「いい歌だね。私たちも、この心意気でいこうよ! 『きみこそ 学会の運命担う 心の支配者』だよ。私たちは人類の柱であり、眼目であり、大船じゃないか。まさに、『眠れる世界の 心をめざます』使命がある。
『きみに 勝利、勝利、勝利……』だ!
何があろうが、勇敢に、堂々と、わが正義の道を、わが信念の道を、魂の自由の道を、人類平和の道を進もうじゃないか!」
〈小説「新・人間革命」〉 清新 六十五を読んだ感想と決意 島 幸弘
唄は心、インド独立の時に国歌となったこの歌詞は多くのインドの民衆に勇気と希望を与えた事だと思う。
私の勇気と希望の歌は「紅の歌」男子の情熱熱きその時に誕生した学会歌だ、全国段間に北は青森南は四国まで飛んでゆき、「学会歌!指揮希望者~!」の声が上がるや嫌な壇上に駆け上がっていたことを思い出します。壮年部になった今でも心の奥底に紅の歌の思いの信心が根ついています!