源流 四十一を読んだ感想と決意 島幸弘
インドのカースト制度は、差別制度として世界でもとても有名です。人間は平等であり、その尊厳は大切にしなければならないが、職業にこのような制度が蔓延してしまうと、今度はその制度が職業の保証にもなってしまう。これによって生活ができる人々も存在するという現実の事実。これを変革する事は至難の業であると私も思う。
ここでもう一つ深く考える事にしよう。カースト制度は見直されて現在では制度自体は無くなり表面上存在しないはずであるが、実際にいまだに継続している事実がある。人間の営みはそれを受け入れ存続する時にその流れが常識とされ継続していくものでもある。
制度という実態はないが、人間の思考自体に差別の心ががあれば、その考えが現実化し一人の人間から差別のある世界が出来上がることも事実である。これが「いじめ」の原因にもなっている。
創価学会・日蓮大聖人の信仰は人はみな平等であり、人間の尊厳は尊び、あらゆる宿命・宿業に泣かされる日々を自らの生命に存在する仏界の力を持って変革していく力がある。
一人の人間革命は・・から続く人生の勝利劇を全地球の人々に広げていきたい!