母は温かい。母は賢い。
そして母は強い。
母ありてこそ、私たちがいる。
「母への感謝」は
人類永遠の美心である。
いわんや、友のため、
地域・社会のため、広宣流布のため、
だれよりも真剣に、大誠実で
戦ってくださっているのが、
わが婦人部の皆さんであられる。
美しい自然、美しい姿、
美しい人生、美しい家庭――。
人間だれしも
美しいものに憧れるが、
それは自分の中に
閉じこもっていては得られない。
自分だけを
見つめていてもつくれない。
人との“よりよいお付き合い”、
地域社会との“心豊かな交流”、
自然との“優しい関係”。
それらに向かって努力する中に、
自分もまた
美しく成長していくのである。
尊敬は、深い次元で、
相手の尊敬の心を呼び覚ます。
相手に、
こちらの気持ちが伝わるように、
大誠実を尽くすのだ。
真心は、最後には必ず通ずる。
創価の女性の対話こそが、
この世で最も麗しい
信頼のスクラムを広げているのだ。
母は一家の船長であり、
操縦士である。
婦人が勇敢にして
聡明な信心を貫けば、
家庭は必ず変わる。
家庭が変われば、
近隣が変わり、地域が変わる。
社会が変わり、ひいては
人類も必ず変わっていく――
これが
「人間革命」の方程式である。
赤、ピンク、黄色……。柔らかな春の光に包まれ、色鮮やかなチューリップの花が、凜と咲いていた。2006年(平成18年)3月、池田大作先生が東京・新宿区内でカメラに収めた。
チューリップの花言葉の一つに「思いやり」と。どこまでも家族や友の幸福を祈り、励ましを送る創価の母たち。その真心の行動があったからこそ、今日の創価学会の発展がある。
人は、母を思う時、優しくなれる。そして強くなれる。母を喜ばせようとする心こそ、平和をつくる第一歩といえよう。
全ての母に感謝の花束を! 母たちに幸福あれ、栄光あれ!――5月3日は「創価学会母の日」。そして、来る14日は「母の日」である。