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2018年6月28日 AM 09:00

情熱店長ブログ

平成2年私が男子部で役員で任務、先生からあいさつされ激励されました

先生と茨城文化.jpg

●凱歌の人生輝けり (平成30年6月18日聖教新聞より抜粋)

 「茨城の各地域で、広宣流布の勝利像、モデル像がつくられていくならば、それはそのまま、二十一世紀の勝利への道しるべを打ち立てることになる」
 小説『新・人間革命』第29巻「常楽」の章で、池田先生は茨城への期待を、こうつづっている。その誇りも高く、茨城の同志は広布に駆けてきた。
 10回にわたる師の茨城訪問の中で、「県の日」の淵源となったのが1973年(昭和48年)6月17日、水戸市内で行われた「茨城県スポーツ祭」である。
 先生は6000人の友と記念撮影。その合間に万感の励ましを送った。
 「私は一個の平凡な人間です。しかし、皆さん方を邪悪な批判から守り抜くことだけは、誰にも絶対に負けません。どうか安心してまっしぐらに一生成仏への大道を突き進んでいただきたい」
 さらに、先生は①求道②団結③行動④人材育成との永遠の指針を示した。この四つの指針を胸に、友は凱歌の歴史をつづってきたのである。
 ◇ 
 76年(同51年)8月15日、茨城郷土文化祭が盛大に行われた。終了後、先生は茨城広布の功労者である浦井央記さん(故人)の自宅を訪れた。
 この時、長男の俊宏さん(水戸新世紀圏、副本部長)と、長女の長塚央子さん(取手友舞圏、婦人部副本部長)、次女の萩原真理子さん(東京・板橋総区、総区婦人部副総合長)、俊宏さんの妻の美子さん(水戸新世紀圏、支部副婦人部長)らも、共に師を迎えた。
 先生は浦井さん一家と懇談し、央記さんに「毎日少しでもいいから、御書を勉強していってください」と。その後、皆で勤行を。「先生の題目は、大将軍が先頭に立って、“戦うぞ”と師子吼するような音声でした」(俊宏さん)
 さらに帰り際、先生は俊宏さんの長女・妙さんに、「See you again!(またお会いしましょう!)」と英語であいさつを。浦井さん一家にとって、かけがえのない宝の出会いとなった。
 この原点を胸に、浦井さん一家は広布に走った。俊宏さんは、交通事故や2度のがんなど、数々の試練を信心で乗り越えてきた。美子さんは夫を支え、近隣に友情を広げる。
 毎年、師との出会いを結んだ「8・15」には家族で集まり、報恩の誓いを新たにしてきた。
 長女の妙さんはアメリカの大学を卒業し、ロサンゼルスで教員をしながら、地区婦人部長として活躍する。長男の大さんは、男子地区リーダーとして奮闘。後継の道を歩んでいる。
 ◇ 
 「苦しみ抜いた茨城の友が待っているんだ。何があっても、私は行くよ」
 82年(同57年)2月、先生は茨城へ向かった。第1次宗門事件の嵐を勝ち越えた同志のもとへ――今も語り継がれる“厳寒の茨城指導”である。
 9日、先生は小島俊一さん(水戸本陣圏、副圏長)らが経営する食堂「食事処 小島」を訪れた。
 その食堂は、戦後まもない頃、祖母のたねさん(故人)が始めた。純粋に信心に励んできたたねさんの夢は、“いつか先生に来店していただきたい”。その「時」のために、座布団まで用意していた。
 先生は真心に感謝してその座布団に座り、地域広布を支えてきた小島さん一家の貢献を心からたたえた。また、食堂の二階で弟の茂雄さん(同、副支部長)が営む喫茶店にも立ち寄り、励ましを送った。
 俊一さんはこの日の出会いを心に刻み、白雲会(飲食業に携わる壮年・男子部の人材グループ)の一員として、“仕事の実証と広布拡大で師に応えよう”と誓った。
 脊柱管狭窄症や家族性大腸腺腫症など、苦難に直面したこともあったが、誓いを思い起こし、病魔を勝ち越えてきた。
 妻の明子さん(同、支部副婦人部長)らと切り盛りする店は、創業70年を超えた。“さらに地域から愛される店に”と夫婦で誓う。
 ◇ 
 10回目の茨城指導となった90年(平成2年)6月19日、先生は落成間もない茨城文化会館を訪問。翌20日、本部幹部会に出席した。
 この日、茨城未来部の各種人材グループの友と先生との記念撮影も行われた。先生は、未来っ子一人一人に温かなまなざしを向け、「いい顔してるね。みんな、立派になってね」と優しく語った。
 当時、高校2年生だった宮部治子さん(水戸本陣圏、白ゆり長)は師と写真に納まった一人。
 この時、幼い頃からの夢だった医師になる決意を一層強く固めた。勉学に挑み、唱題にも挑戦。大学の医学部を卒業し、耳鼻咽喉科の医師となった。
 京都、長野などでの勤務を経て現在、3児の母として家事や子育てをしながら、水戸市内の病院で働く宮部さん。地域の健康セミナーで講師を担当することも多い。
 「患者さんの声に耳を傾け、安心を与えていける“妙法の医師”を目指し、誠実第一の医療に徹していきます」
 ◇ 〽おお寒風に 梅の香を
 君も友どち 耐え勝ちぬ
 いざや歌わん 茨城の
 凱歌の人生 創らんや
 凱歌の人生 輝けり
  
 茨城県歌「凱歌の人生」が発表されたのは、78年(昭和53年)10月21日。今年は40周年の佳節である。
 関東総会と6・17「県の日」45周年を広布拡大で勝ち飾り、師弟の月・7月、そして県歌発表40周年の10月へ、水戸と茨城の友は、勝利また勝利のリズムで前進する。
 師弟の道を真っすぐに進む「直通」の誇りに燃えて。