種種御振舞御書』②大白蓮華5月 御書913ページより917ページ9行目
竜口の法難で大聖人がいよいよ首を切られるその時四条金吾に「この数年願っていたのはこのことである」と話されます。天台大師であってもこのような難にはあっておらず、何度も大難に遭遇しているのは日蓮大聖人だけである。
それゆえ「法華経法師品の一偈一句を聞いて、一瞬でも随喜したものはすべて成仏の記別を与えようとの経文に当たるのは日蓮ただ一人である」とあります。私をここまでにしてくれたのは北条時宗であり平左衛門尉である。釈尊の在世も、現代であっても『仏と魔との戦いは変わりません。釈尊にとって提婆達多こそが第一の善知識であったのと同じである。人を成長させるのは、味方よりもむしろ敵である。その意味で迫害者こそが境涯革命のため真実の味方である。と断言されています、この御書で最も学ばねばならない事 それは自分自身の本来の使命を自覚し、どんな困難な事があっても決してあきらめず、自身の人生を大勝利で勝ち飾る事ことであります。