『種種御振舞御書』③完 大白蓮華6月 御書918ページ8行目より921ページ15行目まで
大聖人はいつ殺されてもおかしくない状況の中、塚原問答では諸宗の坊主どもをすべて法論で論破しました。さらに万が一を考え、人本尊開顕の書『日蓮によって日本の存亡は決まる』との内容の開目抄も作っていました。全ての迫害を乗り越え文永11年3月8日佐渡流罪赦免の書状が幕府より届き、多くの護衛に守られ大聖人は3月26日鎌倉の都に凱旋しました、どこまでも末法の民衆の幸福のために3度目の国家諌暁を行いましたが、幕府が用いないため、大聖人は身延に入られ後世のために人材育成に全力を注がれました。
今回の御書では、大聖人の人生最難関の時代を皆さんと一緒に学ぶことができました。この機会に自分の人生と大聖人の人生をじっくりと考えてみるのもいいですね。仏法では人身は受けがたく、仏法に出会うことは非常に稀だと説かれています。福運あふれる私たちの人生を自らの振舞で、さらに「善の連帯」が広がるようにしていきたいですね!