〈小説「新・人間革命」〉 常楽 四十二  を読んだ感想 島 幸弘

2016年2月20日 AM 08:40

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 常楽 四十二  を読んだ感想 島 幸弘

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「今後は創価学会の板御本尊のことに関しては、一切論議を禁止する旨、御法主上人猊下より御命令がありましたので、充分御了知下さるよう願います。 
 我が宗は、日蓮大聖人の正義を広宣流布するものであることは、既に御承知の通りでありますので、これの妨げとなるような僧侶間の摩擦を排し、僧俗一致して御奉公の誠を尽されるようお願い致します」
 にもかかわらず、僧たちは、十一月七日に行われる創立記念の代表幹部会の原稿に、御本尊謹刻についての謝罪を入れよと言いだしたのだ。
 学会の首脳たちは、院達が出ているのに、とんでもないことだと思った。しかし、学会員を守るための総本山での代表幹部会である。そうすることで宗内が正常化し、宗門僧の非道な攻撃が終わり、皆が安心して信心に励めるものならと、学会側は最大限の譲歩をしたのである。
 広宣流布の航路は、荒れ狂う激浪のなか、忍耐強く、新大陸をめざす戦いといえよう

「正しい手順を踏み、手順通りに物事を進めても頓挫することもある。その時どう判断・解釈し最善を尽くすことができるか?自分自身の人生のターニングポイントになる瞬間、その時こそ自身の信心が試されるのだろう」

(絵・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)

 

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