〈小説「新・人間革命」〉 常楽 六十一を読んだ感想 島 幸弘

2016年3月14日 AM 10:49

情熱店長ブログ

〈小説「新・人間革命」〉 常楽 六十一を読んだ感想 島 幸弘

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夫・忠の他界から十二年、会社は順調に業績を上げていたのである。
伸一は、忠の十三回忌が間近に迫っていることを聞くと、彼女に言った。
「明日もまた、泉州文化会館の開館記念勤行会を開催しますので、その時に、あわせてご主人の法要を行いましょう。よろしかったら、お子さんたちも一緒においでください。お母さんと共に、苦労を分かち合ってこられた立派なお子さんたちです。私も、ぜひお会いして、讃え、励まして差し上げたい」人間は、必ず、誰かに支えられて生きている。一人の人を本当に励まし、元気づけるには、その人を支えてくれている人をも讃え、励ましていくことが大事である。<中略>

「立派に育ったね。亡くなられたお父さんも、喝采を送っているでしょう。お母さんを大切にね。しっかり親孝行するんだよ。苦労して、みんなを育ててくれた、日本一のお母さんだもの」

「人間は人間との関係を軸に人間として生きている。人は人の支えが必要、人との関わりをさらに大切にして行きたい」(絵・記事内容は聖教新聞から転載させて頂きました)

 

 

 

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