〈男子部のページ〉 池田先生の指針 2017年1月24日(聖教新聞より転載)

2017年1月24日 AM 10:26

情熱店長ブログ

〈男子部のページ〉 池田先生の指針 2017年1月24日(聖教新聞より転載)

仏法のリーダーは、ともかく「人に会うこと」である。とくに、新しく入会された方々に、どんどん会っていただきたい。人間と人間の出会いのなかにこそ、仏法は脈動するからである。

御書にも、「直接、会うこと」の大切さが種々、示されている。
「人間対人間」のつながりを、どうつくるか。ここに発展のカギがある。あらゆる国家も、企業も、団体も、この一点に注目して、今、しのぎを削っている。
それには「会う」以外にない。
会ってこそ、人はつながる。心は結ばれる。人材も育っていく。
学会は、一対一の膝づめで対話してきたからこそ、今日の世界的な発展がある。これが鉄則である。
観念論や空想論ではない。戸田先生ご自身が、徹して会員と会われた。一人の人と会い、心から励まし、ともに広宣流布に進んでいく。その行動のなかにしか、創価の魂はないのである。
わざわざ会いに来てくれれば、人は「自分を認めてくれた」と思う。「会えてうれしい」「あの人と一緒にがんばろう」となるものである。
また、会合が終わっても、「一人で、さっさと帰る」のではなく(笑い)、帰る道々、後輩の話を聞いてあげることだ。
会合で話せないことでも、一対一になれば話せることもあるだろう。
一緒に語り、一緒に動くのが学会の根本精神である。策でも、方法でもない。
いわんや青年部は、決して偉ぶってはいけない。真心こめて、後輩を大切にしていくことである。友に尽くしていくことである。
仕事や家事で忙しい時もある。それでもなお、やりくりして、時間をつくって会っていく。それが慈悲である。仏の振る舞いに通ずる。これしか道はない。
 (2002年8月6日付本紙・全国最高協議会でのスピーチから)
 ◇◆◇ 
リーダーの話に気取りはいらない。事務的なことばかりであったり、味気ない話では、皆の心に響かない。また必要以上に大声を出したり、怒鳴ったりするのは、時代遅れの指導者である。
学会員は人柄がいいから、どんな話でも、皆、拍手をしてくれるかもしれない。
しかし、それで、いい気になっていては、幹部の成長はない。
幹部は、しっかりと勉強し、広布の最前線で戦って、同志と心を結んでいくのだ。
そうした努力を真剣に重ねたうえで、あとは、“真実の自分の心を友に語っていこう”と思っていけばいいのである。
気取らず、真心と勇気をもって!
皆を包み込む、慈愛と温かさをもって!
ある時は情熱的に。
ある時は心静かに。
聞く人の胸に、すーっと染み入るように。
ともあれ、学会ほど話をする機会が多いところもないだろう。
だからこそ、絶えず自らを磨き、高めて、「きょうは清々しい話を聞けたな」といわれるような聡明な指導をお願いしたい。
そこに学会が一段と発展しゆくかどうかの鍵があるからだ。
◇ 
「師弟」を語ることは大切だ。
そのうえで、大事なのは、「師匠の教えを守り、実践する」ことである。
「師弟」という言葉を単なる掛け声にしてはならない。
また、師匠の近くにいるから師弟不二であるというのも間違いである。師弟は“距離”ではない。師匠の教えを実行する人が真実の弟子なのである。
 (09年4月19日付本紙・全国代表協議会でのスピーチから)

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