小説「新・人間革命」〉 大山 八を読んだ感想と決意 島幸弘

2017年1月12日 AM 09:10

情熱店長ブログ

小説「新・人間革命」〉 大山 八を読んだ感想と決意 島幸弘

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宗門僧たちは学会攻撃の材料探しに血眼になっていた。年が明けると、学生部の幹部が「『学会が真実の正義の団体』であることを厳然と証明していきたい」と呼びかけたことを取り上げて、学会は反省がないと言いだした。そして、一月二十八日には、第二回の全国檀徒総会が総本山で行われた。二百三十人の僧、五千人ほどの檀徒が集い、学会を謗法と決めつけ、謗法に対しては、和解も手打ち式もないなどと対決姿勢を打ち出したのだ。しかし、学会は、和合のために、どこまでも耐忍と寛容で臨み、神経をすり減らすようにして宗門に対応し続けた。そんなさなかの三月上旬、法主の取次役の僧から副会長の秋月英介に連絡があった。
「副会長の鮫島源治氏が、宗門と学会の問題について、いろいろ発言されています。話の内容を聞いて、猊下をはじめ、私どもは驚いております。この件について、文書にてお尋ねしますので、お答えいただきたいと思います」宗門が問題にしたのは、三月六日に福岡県大牟田で、宗門との和合を図るために開かれた会合での、鮫島の無責任な発言であった。彼は、それまでも非常識な言動で、純真な九州の同志を苦しめることが多々あった。鮫島は、この会合で、「総本山は旅館業と同じである」「宗門の学会批判は妬みによる邪推である」等と語っていた。しかも調子にのって語った私見を、「すべて副会長全員の意見である」などと述べていたのである。それが宗門に伝えられ、大騒ぎとなった。鮫島の発言は不遜であるとし、宗務院と内事部が、それぞれ学会に質問状を送ってきた。
 日蓮大聖人は「わざわい(禍)は口より出でて身をやぶる」(御書一四九二ページ)と仰せである。傲りと油断は禍を生み、自分の身を破る。そればかりか、広宣流布をも破ることになるのだ。一人の幹部の軽率極まりない発言が、信徒を隷属させようとする宗門僧による学会攻撃の、格好の材料となっていった。

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創価学会は大聖人の南無妙法蓮華経:御書根本:池田先生の指導中心である。そして自分自身の信力・行力で人生の幸福を自ら切り開き、人間革命して行く信心である。師弟直結が最も肝要である。創価学会の役職は広布推進の責任職である。ゆえに責任を取れる発言が重要であると思う。先生は依然、幹部革命:会合革命;時間革命など何度もご指導されている。しっかりと指導通りの運営と常に会員第一に徹して地域広布を推進して行きたい。

 

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