20年以上前からお店に来ていただいていた旧知の婦人部の方から「特装ご本尊様入るミニ仏壇ありますか？」と言われました。確か拠点をされていたのに「どうしたんですか？」とお聞きすると「息子夫婦が同居しようとリフォームすることに決まったんです」「早速大きな仏壇を処分したのは良かったんだけどミニ仏壇でご本尊様が入ると思っていたんだけど大きくて入らなかったのよ」と

もちろんありますよ！でもどうしてミニ仏壇なんですか？と話を聞くと、「クローゼットに仕切りがあるからその上に載せるので良いかと思って？」私から「これから話す話しは旧知の仲の助言だと思って聞いてほしいんだけど、今まで拠点をされていてどうして人生の総仕上げの時にミニ仏壇を考えるの？「息子たちも信心しないだろうし・・・」「じゃあ、どうしてしなくなったの？・・何が原因なの？」「親の信心だよね～多分」と話しだしたので、「なんで信心をやらないと決めつけちゃうの？新しくリフォームして同居するならこのチャンスに親の信心のうしろ姿を見せるときじゃないのかな？息子さんも大人でしょ、こうしろ、ああしろと親が言ってもいう事聞く年齢じゃないでしょ、だから自分たちの信心の姿をしっかりと見せるときが来たんでしょ！功徳じゃないですか」「そうなんだけどね・・」これからの自分たちはどんどん年取るでしょう、いまこの時に信心の思い、今、幸せになってるのは信心のおかげでないの？「そうだよね・・」「だったらこのチャンス、これぐらいの仏壇にした方がいいんじゃないの？　俺が仏壇やだから高いの売りつけちゃうって言うんじゃいないよ！子供は親の背中必ず見てるからね」

「クローゼットの段をとって、これぐらいの家具調仏壇をしっかりと安置した方が絶対良いよ！」

「そうだよね～」

「子供にも幸せになってもらいたいんでしょ！だから信心の継承もしてもらいたいでしょう！だったら決意した方が良いですよ」「ご主人としっかり話してみたら・・別に今日もってかいらなくても良いでしょう。大事なポイントになると思うけどね」

このようなお話をさせていただきました。仏壇は人生のターニングポイントになります。高い安い大きい小さいだけではないその方の信心・境涯にふさわしいお仏壇を選んでいただけたらと思います。