創価学会仏壇の桜梅桃李のお知らせ・日常が、ここでご覧になれます。

〈小説「新・人間革命」〉　源流　四十八を読んだ感想と決意　島幸弘

訪印団一行の歓迎宴が一段落したころ、ゴエンカ会長はいたく恐縮した表情で、山本伸一に伝えた。 「誠に申し訳ありませんが、孫娘の結婚披露宴にまいりますので、一足お先に失礼させていただきます」  ……続きを読む

〈小説「新・人間革命」〉　源流　四十七 を読んだ感想と決意　島幸弘

二月九日の午後八時から、インディアン・エクスプレス社のＲ・Ｎ・ゴエンカ会長が主催する訪印団一行の歓迎宴が、 ニューデリーのホテルで行われた。「インディアン・エクスプレス」は、インド屈指の日刊紙である……続きを読む

〈小説「新・人間革命」〉　源流　四十六を読んだ感想と決意　島幸弘

山本伸一ら訪印団一行は、ネルー大学に引き続いて、ニューデリーの中心街ティーン・ムルティにあるネルー記念館を訪問した。 記念館の建物は、バルコニーが張り出した重厚な石造りの二階建てであった。かつてはイ……続きを読む

〈小説「新・人間革命」〉　源流　四十五うを読んだ感想と決意　島幸弘

山本伸一は、その後もナラヤナン副総長との友誼を大切にしていった。日本で、インドで、出会いを重ねた。　 ナラヤナンは一九八四年（昭和五十九年）にケララ州から下院議員選挙に立候補し、当選する。外務担当国……続きを読む

〈小説「新・人間革命」〉　源流　四十四を読んだ感想と決意　島幸弘

ナラヤナン副総長も、山本伸一と同じく、図書贈呈を単に書物の授受の儀式に終わらせたくはなかったようだ。副総長は伸一に、 「ぜひ、語らいの時間をもってください」と言い、教員、学生らに自己紹介するように促……続きを読む