仏壇を購入してかなり経過すると、塗装がやせ、さらに素材である杢も乾燥や湿気などで変形してくることもあります。この場合の基本的な修理について今回は少し解説させていただきます。
せっかく購入された大切な仏壇がこのようになるのは残念ですよね。
まずは仏壇の設置場所、西日が直接当たらない場所、仕方ない場合でもカーテンなどで直接当たらないように工夫して下さい。
ご自分の肌と同じように考えることが大切なんです。
年齢がゆくと私などもそうですがなんだか肌、皮膚が薄くなってきたように感じます。数年前からはクリームを塗るようにもありました。
夏の日差しでなくても、紫外線が強い場合はそれなりに対策をしていますよね
仏壇も家具もそうですが同じように日々同じように生活していると思っていただければと思います。
また、修理の事になりますが、簡単ではありません! 黒のマジックで塗れば・・ではなく
それこそ整形手術のように、ひび割れているところをはがし、下材をはがし研磨して同じような木目の
素材を用意して張り直していき、最後に仕上げの塗装をしていきます。
ですから例えば右側だけで良いと思っても、仕上がっていきますと左右に差が出てきます。
その前に、とびらを外して工場に送る作業も必要です。簡単に出張してその場で直すという事はできません。できるとしたらマジックで黒く塗ってみる程度の事になります。
それで充分であるなら、ご自身で勇気をもってマジックして見てください。塗った瞬間は黒くなった気がしますが、なんと艶消しの白みを帯びた状態になってしまうのです。
それでしたらホームセンターなどに行って「家具の補修材」にマニキュアのような感じの黒艶有のものが有りますので、その方がマジックよりはマシな結果になると思います。つまり補修なのか修理なのか?ということになります。
以上参考にしていただければと思います。
創価学会仏壇の事でしたら以下lineから無料相談を賜っていますお気軽にどうぞ