写真部品名称
1,本黒檀無垢板使用:厨子扉+ひし形黒檀無垢柾目デザイン貼り付け+人工宝石取付
2,ご本尊様裏板:本金箔貼り
3,扉・欄間デザイン(ライン入れ)金箔貼り
4,厨子柱:金箔貼り
5,八葉紋章(金属)金箔貼り
6,厨子扉ツマミ:黒檀無垢削り出し
解説
今回ドイツSGIメンバーよりご依頼を受け、特別注文の厨子型仏壇を制作しました。カウンターの上に設置されるとの事で、屋根部分と本体と台座という構成になりました。
お客様がデザインしサイズなどすべてお考えになりましたので、まさしく世界に1つだけの創価オリジナル仏壇が出来上がりました。(仏壇設計につきましては別途必要になります)
・黒檀の無垢板自体が希少性があり、現在限られたメーカー以外仏壇を制作できるだけの材料サイズが有りません。また黒檀と言いましても様々な産地またその木材自体の性質、さらに裁断された板自体が柾目で在ったり、節が有ったりしますので、使用できる部材も限られてくるのが現状です。
黒檀はご存知の通り、非常に硬く加工しずらい性質の材料です、特に仏壇の屋根部分の煽り具合や宝石を埋める穴をあける。扉の蝶番の穴をあけるなど加工自体が難しい素材です。
・金箔:金箔職人によって薄い金箔を1枚、1枚部品に貼り合わせてまいります。すべて整った段階でコーティングして、金箔を触っても剥がれないようにしています。
・塗装:お客様のご希望で2・5分消し、一部消しと部材により塗装の塗料配分を変えました。