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2024年9月3日 2:40 PM

情熱店長ブログ

題目1万遍体験483回:仏壇革命 虚空厨子:命に響いた仏壇ご注文頂きました

お話をしていく中でたくさんの気つきがあった

神奈川県よりメールとお電話にて「虚空厨子」を実際に見てみたいとのお話となり、来店されました。創価仏壇を買換えるタイミング、そして今回は家具調からコンパクトに変えていきたい。しかし、その思いで良いのだろうか?自身の命で感じた疑問もあった。 お話をしていく中でたくさんの気つきがあった。

虚空厨子はもともとオーダー仏壇です。虚空厨子とは私の造語で、その意味は厨子内の空間デザインを示しています。仏壇の外観ではないのです。 今回の神奈川からのお客様は、初めに虚空厨子を見て、ご本尊様の光彩による演出の仕組みはどうなっているのか?そしてアクリルを外し厨子内をご覧になりました。

法華経の虚空会の儀式を仏壇の厨子内に演出したかったのです

これまでお客様がそのような行動をされた方はいませんでした。 厨子内の空間デザイン:法華経の虚空会の儀式を演出したかったのです。とお話しました時に確かにご本尊様は浮き上がり立体的な様子になっていますね。と言っていただきました。

ご本尊様をご安置して勤行・唱題する場が仏壇です。 その仏壇の中のご本尊をご安置申し上げるところが「厨子」になります。 この厨子に虚空会の儀式をイメージするための空間デザインしたものが「虚空厨子」です。

私は虚空厨子を中心として、創価学会員皆様にご本尊様に題目をがげる虚空会の儀式をイメージし 南無妙法蓮華経の我が生命を燦然と輝く虚空厨子を考案・開発しこれまでコンパクト仏壇、家具調仏壇としてシリーズ化してまいりました。

虚空会の儀式と勤行・題目のこと

私たちが現実の厳しい娑婆世界前霊鷲山会[ぜんりょうじゅせんえ]から、勤行・題目により虚空会への「信心の世界」に入り自身の仏界を湧現する、そしてまた現実の娑婆世界後[ご]霊鷲山会)に戻り、自身の人間革命を果たしていく我が人生を歩んでいけるのです。 ご本尊様に向かい勤行・唱題していく姿こそ二処三会(にしょさんえ)の行動を起こしている事を確認できるご指導として私が参考にさせて頂きました池田先生の法華経の智慧から抜粋させていただきました。

法華経の智慧(上)111ぺージから先生のご指導を抜粋させていただきます

名誉会長:前霊鷲山会→虚空会→後霊鷲山会という流れは、いわば「現実→悟りの世界→現実」という流れです。 より正確に言えば、「悟り以前の現実→悟りの世界→悟り以後の現実」という流れになっている。

時空間や煩悩.生死に束縛された現実の大地から、鎖をたたき切って、それらを見おろす虚空の高き境涯に到達しなければならない。 その高みから見れば、一切の苦しみ、悩み、喜怒哀楽も、すべて浮島のごとく小さな世界での一喜一憂にすぎないことが、ありありと見えてくるのです。

大聖人は「苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへゐさせ給へ、これあに自受法楽にあらずや」(御書 p1143)と仰せです。 これが虚空からの眼であり、仏法の眼であり、信心の眼です。 そうなるための修行が唱題行です。

大聖人は「今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉りて信心に住する処が住在空中なり虚空会に住するなり」(御書 p740)と仰せです。 私たちが御本尊に勤行・唱題している信心の姿は、そのまま「虚空会」に連なっているのです。 これほど、ありがたいことはない。

戸田先生は、勤行・唱題は「我ら凡夫の日常において、これほど崇高なる場はないのです」と、よく言われていた。 虚空に昇るというのは、透徴した信心によって、我が境涯を引き上げるということといえる。 「前霊鷲山会→虚空会」の流れには、こういう意義がある。

斉藤: そうしますと、続く「虚空会→後霊鷲山会」という流れは、勤行・唱題で得た仏界の生命力に基づいて、再び生活・社会の現実へ戻っていく、挑戦していくということに当たりますね。

名誉会長: そう。生活即信心であり、信心即生活です。法華経は、絶対に現実から離れない。ここに偉大さがある。 ひとたび虚空会に住してみれば、厭うべき現実も、今度は、仏界を証明するための現実となる。苦しみ、悩みも、信心を証明し、信心を強めるためのものとなる。煩悩即菩提です。変毒為薬です。

汚れた九界の世界から仏界を開く、すなわち「九界即仏界」が「前霊鷲山会→虚空会」といえよう。今度は「仏界即九界」で(虚空会→後霊鷲山会)、九界に勇んで救済者として入っていった時、汚れた九界の穢土が、仏界に照らされた寂光土になっていく。穢土即寂光土です。 その時は、無常・苦・無我・不浄のこの世が、常・楽・我・浄の世界になっていくのです。

「妙法五字の光明にてらされて本有の尊形となる」(御書 p1243)と、大聖人は仰せです。序品の登場人物に象徴される九界の生命は、すべて妙法に照らされ、凡夫が凡夫のままで、最高に尊き本来の姿となって、現実社会に輝きを放っていくのです。 現実から虚空会に、虚空会から現実へ —- この往復作業に「人間革命の軌道」がある。

小我から大我への境涯の革命があるのです。 人生は、目の前の現実にとらわれていてはいけない。理想を目指し、現実を超えねばならない。

一方、現実から遊離してもならない。地に足が着いていなければ、何も変わらない。 多くの人生が、また多くの宗教が、社会の現実に「妥協し埋没」するか、「隔絶し逃避して別世界をつくろう」とする。そのどちらも誤りです。

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